沖縄の自然は色鮮やかな花々や南国らしい植物にあふれ、散策するだけでも心が癒されます。ですが、見た目が美しくても「触ると危険な植物」があることをご存じですか?
特に小さなお子様連れの旅行や、公園・ビーチでのレジャーでは、思わぬトラブルを避けるためにも、事前に知っておきたいポイントです。
沖縄で注意したい植物一覧
🌿 アガベ(リュウゼツラン)
鋭い葉が特徴の観賞用植物。茎や葉の汁に触れると、ヒリヒリした痛みやかぶれを起こすことがあります。
🌿 リュウキュウガキ
小さな柿のような実をつけますが、毒性があるため鳥も食べません。見かけても触らないようにしましょう。
🌿 クワズイモ
サトイモに似ていますが、食べると中毒を起こす可能性があります。観葉植物としても人気ですが、誤って口にしないよう注意が必要です。
🌿 エンゼルトランペット
ラッパ状の大きな花が下向きに咲く美しい植物ですが、全体に毒があります。特に子どもが興味を持ちやすい見た目なので要注意。
🌿 オキナワキョウチクトウ(ミフクラギ)
果実はプラムやミニマンゴーのように見えますが、毒性が強く、触れた手で目をこすると腫れることも。沖縄の公園に植えられていることもあるため、誤食に注意が必要です。
🌿 イジュ
白い花が美しいイジュは、かつて沖縄で漁に使われていた毒性のある植物。樹皮の毒で魚を浮かせて捕るという漁法がありました。
安全に自然を楽しむために
- むやみに植物に触れない
- 子どもが果実や葉を口にしないよう見守る
- 見慣れない植物は近づかず、写真だけで楽しむ
- かぶれや異変があったらすぐに水で洗い、医療機関へ相談
沖縄の自然は「見るだけ」で楽しもう
沖縄の自然は、見て楽しむだけでも十分に魅力的です。美しい花や果実に惹かれてつい手を伸ばしたくなる気持ちは分かりますが、安全に旅を楽しむためには「触らない・食べない」が基本です。
自然との距離感を大切にしながら、沖縄の旅を満喫してくださいね。





