沖縄ではおなじみの守り神「シーサー」。
その中でも、名護市役所に並んでいた56体のシーサーは、特にユニークで個性的な存在として知られていました。
それぞれ異なる表情やポーズを持ち、まるで“シーサー博物館”のような光景だったのです。
🏛️ なぜ56体?その由来とは
- 名護市内にはかつて55の集落があり、それぞれの集落を代表する瓦職人が1体ずつシーサーを制作
- さらに、名護市役所庁舎そのものを象徴する1体を加えて、合計56体
- 1981年の庁舎完成時に設置され、市民と建物を守る存在として親しまれてきました
🧱 実は“柱の数”がヒントだった?
- 一説では、庁舎の外壁にある56本の柱の上に1体ずつ設置されたという説もあり、
「集落の数+庁舎」説と合わせて、どちらも“象徴的な意味”を持っていたと考えられています
🎭 シーサーたちはすべて“顔が違う”!
- 表情、ポーズ、装飾がすべて異なり、怒っているもの、笑っているもの、宇宙人風のものまで
- 中には洋服を着ているようなシーサーや、おんぶされているシーサーもいて、見ていて飽きない
- まさに“名護市の多様性”を象徴するアート作品群でした
🌪️ 台風と塩害で撤去へ
- 長年の風雨や台風、塩害により破損・落下の危険性が高まったため、
2019年3月にすべてのシーサーが撤去されました - 状態の良い10体は名護博物館に保管され、残りは処分または市民団体に引き取られたとのこと
🧭 今はもう見られない?それでも残る記憶
- 現在、名護市役所の庁舎にはシーサーは設置されていませんが、
市民の記憶と写真、そして博物館の展示でその存在は今も語り継がれています - 「全部で56体あるって聞いたけど、数えきれなかった…」という声も多く、訪れる人の“探す楽しみ”も魅力の一つでした
✅ まとめ:名護のシーサーは“地域と建築が生んだアート”
- 名護市役所の56体のシーサーは、地域の職人と建築家の共同作品
- それぞれが名護の集落と市庁舎を守る象徴として設置された
- 現在は撤去されたが、その文化的価値と記憶は今も色濃く残っている





