沖縄市諸見里地区では、旧盆の送り日にあたる「ウークイ」の夜、深夜から明け方にかけて伝統的なエイサー演舞「エイサーガーエー・エイサーオーラセー」が行われます。
これは、祖先の霊を無事にあの世へ送り届けるための祈りを込めた踊りであり、地域の人々にとって特別な意味を持つ行事です。
🌙 深夜に響く太鼓の音と魂のぶつかり合い


このイベントの最大の特徴は、深夜23時頃から始まるという点。舞台となるのは「百軒通り」と呼ばれる細い路地で、車がすれ違うのも難しいほどの狭さ。そんな場所に、地域の青年会が集まり、太鼓の音と掛け声が夜空に響き渡ります。
特に見どころなのが、2つの青年会が向かい合い、演舞をぶつけ合う「ガーエー(オーラセー)」の瞬間。両団体が互いに接近し、旗頭が交差するほどの距離で演舞を披露する様子は、まさに圧巻。観客はその迫力に息を呑み、静寂と熱気が交錯する空間に包まれます。
🔥 ガーエーとは?

「ガーエー」とは、エイサーの演舞を競い合うようにぶつけ合う伝統的なスタイル。別名「オーラセー」や「喧嘩エイサー」とも呼ばれ、演舞の乱れや隊列の崩れが起きた方が“負け”とされるため、青年会同士の緊張感は最高潮に達します。
この形式は、単なる踊りではなく、地域の誇りと魂をかけた真剣勝負。観客は、2つの異なる演舞スタイルが交錯する瞬間を間近で体感でき、沖縄の伝統文化の深さを肌で感じることができます。
📍 開催場所とアクセス
- 場所:沖縄県沖縄市諸見里 百軒通り周辺
- 時期:旧盆のウークイ(送り日)/2025年は9月6日予定
- 時間帯:23時頃〜深夜(終了時間は未定)
- アクセス:近くまでの車での来場は困難なため、公共交通機関または徒歩での移動がおすすめ
🧭 旅行者へのアドバイス
- 静かな観覧を心がけましょう:宗教的・精神的な意味合いが強いため、敬意を持って見守ることが大切です
- 熱中症・防寒対策を両立:深夜の屋外イベントなので、暑さと夜風の両方に備えましょう
- 地元の方の案内に従う:通行規制や観覧エリアの制限がある場合があります





