シーサーの由来と意味|沖縄の守り神を徹底解説・口の形による役割の違い

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沖縄を訪れると、住宅の屋根や門柱、観光スポットの至るところで目にする「シーサー」。かわいらしい置物としても人気ですが、実は深い歴史と意味を持っています。

シーサーの由来や役割、沖縄文化に根付いた意味をわかりやすくご紹介します。


シーサーとは?

シーサーは沖縄の伝統的な守り神で、獅子(ライオン)をモデルにした魔除けの像です。中国から伝わった獅子像(狛犬)と、琉球の信仰が融合して誕生したといわれています。沖縄では家々を守る存在として、屋根や門の上に飾られるのが一般的です。


シーサーの由来

シーサーの起源は、琉球王国時代の15世紀頃までさかのぼります。
伝説によると、那覇市にある首里城近くで「火の玉が町を荒らす」という出来事があり、国王が中国から贈られた獅子の像を使って災厄を鎮めたことがシーサーの始まりといわれています。
以来、「災いを追い払う守り神」として沖縄中に広まりました。


シーサーの意味と役割

シーサーは「魔除け」「家を守る」「幸福を招く」といった意味を持っています。特に有名なのが、口の形による役割の違いです。

  • 口を開けたシーサー(オス):悪いものを追い払う
  • 口を閉じたシーサー(メス):幸福を逃さず家にとどめる

このペアで家を守ることで、災厄除けと福を呼ぶ両方の役割を果たすと信じられています。


沖縄の暮らしとシーサー

昔は赤瓦屋根の上に大きなシーサーを置くのが一般的でしたが、現代では門柱や庭、玄関先などに置かれることが多くなりました。また、観光土産としても人気で、かわいいデザインやカラフルな色合いのシーサーも増えています。


まとめ

シーサーは、沖縄の暮らしに欠かせない守り神。中国文化の影響を受けつつ、沖縄独自の信仰や風土に根付いて発展してきました。

旅行で見かけた際は、その由来や意味を思い出しながら観察すると、より一層沖縄文化を楽しむことができます。